雷雨時に遮蔽物がない場合にとる「雷しゃがみ」

ピクニックやハイキングなど、夏になるとアウトドアの活動が増えますよね。

同時にそういった場所では、雷の被害が多いこともご存知でしょうか。

本記事では、雷から身を守るための基本姿勢「雷しゃがみ」について解説するとともに、やってはいけない対象法についても紹介しています。

ぜひ最後までご覧ください。

安全を確保する「雷しゃがみ」とは?

雷しゃがみとは、障害物がない開けた場所で、建物や車などもないときに最終手段として用いる雷の対処法です。

雷しゃがみとは、障害物がない開けた場所で、建物や車などもないときに最終手段として用いる雷の対処法です。

雷しゃがみのやり方

1.地面にしゃがみ込む

2.頭を下げ、できるだけ低い体制を保つ

3.両耳をしっかりとふさぐ

4.両足の踵をしっかりとくっつけ、爪先立ちをする

実は、上記の中でも、ステップ4で「踵をしっかりとくっつける」ことが最も重要な役割を果たします。

踵をくっつけることで、足元から電流が侵入しても、上半身まで伝わることなく反対側の足から流すことができるのです。

また、爪先立ちをすることで地面との接地面積を最小にすることができるため、足元から侵入する電流を最小限に抑えることができるのです。

誤った雷対処法②「木の下に隠れる」

多くの方が幼少期に「雷が鳴ったらすぐ木の下に隠れなさい」と言われたことがあると思います。

実は、雷が落ちてくる危険性がある場合、最も居てはいけないのが木の真下なのです。

雷は直撃する以外にも、木の幹を通って伝播する「側撃雷」というものがあります。

木の真下にいることで、この「側撃雷」に巻き込まれる可能性があるのです。

木の近くにいる場合は、幹から最低2m以上は離れ、「雷しゃがみ」をするようにしましょう。

「雷しゃがみ」で身の安全確保を

いかがでしたでしょうか?

以上、本記事では急な雷雨で障害物がないときに取る姿勢「雷しゃがみ」について解説させていただきました。

登山やピクニックなどで、開けた土地、かつ天気の変わりやすい場所に行く際には必ずこの「雷しゃがみ」を覚えておくようにしましょう。

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