雷の影響でブレーカーが落ちてしまう3つの理由
雨や台風の日に、「雷が落ちて停電した」経験をしたことがある方は多いかと思います。
では、なぜ雷が落ちるとブレーカーが落ちやすいのかご存知でしょうか。
本記事では、雷でブレーカーが落ちやすくなる3つの理由について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ブレーカーは3種類存在
一口に「ブレーカー」と言っても、その役割によって3種類に分けられます。
・アンペアブレーカー ・・・一度に多くの電力を消費すると落ちる
・漏電ブレーカー ・・・どこかで漏電していると落ちる
・安全ブレーカー ・・・コンセント単位の電力消費量が多いと該当箇所が落ちる
つまり、停電した理由によってどのブレーカーを動かすか自分で判断しなければならないのです。
雷でブレーカーが落ちる理由①「漏電ブレーカーの誤作動」
漏電ブレーカーは、ノイズに弱いという特徴があります。
落雷の際には微弱なノイズが発生するため、そのノイズの影響を受けて誤作動を起こすケースがあります。
雷でブレーカーが落ちる理由②「漏電ブレーカーが正常に作動した時」
前述した通り、漏電ブレーカーは、「漏電」を検知すると自動的に落ちるように設計されています。
雷が落ちると、微弱なノイズも発生しますが、同時に「雷サージ」という強い電圧がかかるため、正常な動作としての漏電ブレーカーが作動するケースもあります。
雷でブレーカーが落ちる理由③「電線の故障など外的要因」
ブレーカー本体が原因となる以外に、外的要因によるケースも存在します。
例えば、自宅やエリアごとに電気を供給する役目を果たしている変電所や電線などが落雷によって故障した場合です。
こういったケースは外的要因となり、個人単位では対処のしようがありません。
電力会社の復旧を待ちましょう。
ブレーカーが落ちても慌てずに
以上、本記事では雷によってブレーカーが落ちる原因について解説させていただきました。
本記事で紹介した3つの原因をしっかり頭に入れて、いざというときでも慌てずに行動するようにしておきましょう。